著者: Martin Stopford
編訳: 公益財団法人 日本海事センター
監修: 九州大学教授 星野裕志(上巻)
監修: 東海大学海洋学部教授 篠原正人(下巻)
編集協力: 公益財団法人 日本海事センター
発行所: 一般社団法人 日本海運集会所
発行:2014年5月23日(上巻)/2015年7月20日(下巻)
A5判 上製本 本文528ページ(上巻)/612ページ(下巻)
本体価格:各3,300円(税込み)、別途送料実費
※ 本書は、会員価格・書店価格等の割引設定はございません。
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本書の紹介
1988年に英国で第一版が刊行され、以来、世界中の海運関係者が手に取った海運経済の概説書「Maritime Economics」。その第三版(2009年発行)の日本語版。
著者はクラークソンのリサーチ部門のヘッドとして知られ、長年にわたって海運エコノミストの第一人者として活躍している。本書を上梓した功績も高く評価され、2015年に国際貿易・海運・金融の各分野で優れた研究者に贈られる「オナシス賞」を受賞した。
副題「海事産業の全貌を理解するために」のとおり、世界の海運の歴史、海運マーケットの構造と変遷、海運会社の経営、船舶ファイナンスなど、海運経済を様々なテーマから解説。世界の海運関係者が基礎知識として共有している名著であり、日本の関係者が日本と海外の海運業界の歴史、海運のグローバルスタンダードを知る一助として大きな役割を果たすことが期待される。金融、保険、法務を含む海事産業の全ての関係者の実務に役立つだけでなく、この業界を志す学生や新入社員の入門書としても適している。
【目次】 |
<上巻> |
第1部 |
海運入門 |
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第1章 |
海運と世界経済 |
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第2章 |
海運市場の構成 |
第2部 |
海運市場の経済学 |
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第3章 |
シッピング・サイクル |
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第4章 |
需要、供給および運賃相場 |
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第5章 |
四つの海運市場 |
第3部 |
海運会社の経済学 |
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第6章 |
費用、収益、キャッシュフロー |
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第7章 |
船舶ファイナンスと海運会社 |
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第8章 |
リスク、リターンおよび海運会社の経済学 |
<下巻> |
第4部 |
海上貿易と輸送システム |
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第9章 |
海上貿易における地理 |
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第10章 |
海上貿易の理論 |
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第11章 |
バルク貨物の輸送 |
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第12章 |
専用化した貨物の輸送 |
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第13章 |
一般貨物の輸送 |
第5部 |
商船隊と輸送の供給 |
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第14章 |
輸送に従事する船舶 |
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第15章 |
造船と解撤の経済学 |
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第16章 |
海運業の規制 |
第6部 |
予測と計画 |
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第17章 |
海事予測とマーケットリサーチ |
付録A |
海運市場モデル入門 |
付録B |
トン数の測度と換算係数 |
付録C |
「マリタイム・エコノミクス」
運賃指数(1741年から2007年まで) |
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■原文注釈付 |
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