特徴
本船は、中国遠洋運輸(集団)総公司(COSCO)から川崎重工が1999年10月に一括受注した大型コンテナ運搬船7隻のうち、同社坂出工場で短期連続建造した5隻の最終船となる。
残りの2隻は中国の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)で建造され、第1船は昨年9月に引渡しを終え、就航後順調に運航されている。
コンテナ荷役を自動化する各種装置、運航を省力化する機関部プラントの集中監視システムなどを採用している。
主機起振力の低減、プロペラ設計への配慮、ダンプタンクの採用などの振動対策が施されている。船倉内は、国際条約で規定する火薬類を含む危険物をコンテナに収めた状態で積載できるようにしている。
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要目
船種: |
コンテナ運搬船 |
船籍: |
バハマ |
船主: |
COSWIN SHIPPING LTD. |
総トン数: |
65,531.00 |
重量トン数: |
69,207.00 metric tons
5,250TEU |
全長: |
280.00 m |
幅: |
39.80 m |
深さ: |
0.00 m |
夏季乾舷喫水: |
14.00 m |
主機関: |
川崎 MAN-B&W 10L90MC |
最大出力: |
43,100 |
航海速力: |
24.50 knots |
船級: |
ABS |
造船所: |
川崎重工業坂出工場 |
竣工年月日: |
2002年4月 |
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