COS FAIR

特徴

　本船の船型は、船幅をパナマ運河通行可能な最大32.2mとし、中央部に5つの貨物艙を配置し、後部に居住区および機関室を設けた船首楼付平甲板船尾機関型で、貨物倉はトップサイドタンクおよびホッパーボトムをもつ、いわゆる撒積貨物船構造を採用し、貨物を効率よく積めるように設計されている。
　荷役装置としては、25トン型電動油圧式クレーン4基を装備し、ハッチカバーは、エンドフォールデイング型で油圧シリンダーにより開閉する。
　主機関には低速・超ロングストローク型2サイクルディーゼルエンジン1基を装備し、高効率・大直径プロペラを採用して一層の低燃費を実現している。
　機関室上部に配置した乗組員居住区は、最上層の船橋を含めて全5層構造で全員個室、全室冷暖房とし、乗組員が快適な生活を行えるようになっている。

要目