特徴
1.冬季の日本海沿岸における流出油事故に対応するため「舷側設置式油回収器」(耐波性を考慮した渦流型と高波浪における効率化を考慮した堰流型の2基)と高粘度化した油に対応する「投げ込み式油回収器」の2方式の油回収器を装備している。また、耐波性を考慮し世界初のオイルフェンス式自動展帳型集油ブーム装置の併用により回収効率が向上。
2.浚渫作業の高効率化を図るため、積み込んだ泥水の上澄み水をドラグヘッド(土砂吸入口)に戻すリサイクルシステムを導入。操船及び浚渫作業のワンマンコントロール化が可能な総合自動制御・ファジー制御システムを導入。
3.流れのある河川での回頭を考慮し、船首部に大型のバウスラスタを1基、プロペラは電気推進式360°旋回型(可変ピッチ型)を2基搭載している。
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要目
船種: |
大型浚渫船兼油回収船 |
船籍: |
日本 |
船主: |
国土交通省 |
総トン数: |
94.00 |
重量トン数: |
0.00 metric tons
泥倉容量1,350m3、回収油水槽容量1500m3 |
全長: |
94.00 m |
幅: |
17.00 m |
深さ: |
7.50 m |
夏季乾舷喫水: |
0.00 m |
主機関: |
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最大出力: |
0 |
航海速力: |
12.50 knots |
船級: |
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造船所: |
石川島播磨重工業 |
竣工年月日: |
2000年5月 |
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