特徴
大分ホーバーフェリーは、1970年に誕生して以来、現在国内唯一のホーバークラフト運航会社として、大分空港から大分市内を本船と同型の105人乗り大型艇3隻、75人乗り小型艇2隻(いずれも三井造船製)の合計5隻で旅客輸送している。本船の投入により大型艇4隻体制となり、大分で開催されるサッカーワールドカップによる利用者増に対応できる体制となる。
ホーバークラフトは、高速気流を水面と艇体の間に送り込んで、その押し上げる力を利用して艇体を浮上させプロペラで前進することで、水の抵抗をほとんど受けることなく50ノット(時速約90キロ)以上の高速で海上を飛ぶように航行することができる。
三井造船は、国内唯一の商業用ホーバークラフトのメーカーとして、10人乗り実験艇から155人乗り大型艇まで30隻以上の建造実績を有し、その卓越した技術は次世代の高速船であるTSL(テクノスーパーライナー)にも活かされている。
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要目
船種: |
ホーバークラフト |
船籍: |
日本 |
船主: |
大分ホーバーフェリー、運輸施設整備公団 |
総トン数: |
50.00 |
重量トン数: |
0.00 metric tons
旅客100名 |
全長: |
23.50 m |
幅: |
11.00 m |
深さ: |
0.00 m |
夏季乾舷喫水: |
0.00 m |
主機関: |
水冷式ディーゼル機関 |
最大出力: |
600 |
航海速力: |
54.30 knots |
船級: |
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造船所: |
三井造船 |
竣工年月日: |
2002年4月 |
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