特徴
本船は、三菱重工業と共同で受注したマレーシア・インターナショナル・シッビング社向け137,100m3型LNG船6隻のうちの2番船(当社1番船)で、当社初のメンプレン型LNG船となる。
1.GTT "GT No.96E.2F"防熱方式(メンプレン方式)を採用したLNG運搬船のシリーズ2隻目である。
2.タンク防熱製造のメンプレンとして0.7mmのインバー材(Fe-36%Ni)を採用している。
3.マレーシア製品を多用するために、防熱箱をマレーシアで製作している。
4.続合分散型制御システムを採用し、本船の制御監視を省力化している。
5.統合型ブリッジシステムを採用し、本船の安全な運転を確保するとともに操船の省力化を計っている。
6.バラスト水置換作業軽減のために、自動バラスト水交換システムを採用している。
7.インバータを利用したカーゴポンプのソフトスタートシステムにより、カーゴポンプ起動時に発生する配管への衝撃を軽減している。
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要目
船種: |
LNG運搬船 |
船籍: |
マレーシア |
船主: |
マレーシア・インターナショナル・シッピング |
総トン数: |
93,038.00 |
重量トン数: |
76,190.00 metric tons
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全長: |
0.00 m |
幅: |
43.40 m |
深さ: |
0.00 m |
夏季乾舷喫水: |
11.01 m |
主機関: |
MHI MS40-2 |
最大出力: |
26,800 |
航海速力: |
0.00 knots |
船級: |
LR |
造船所: |
三井造船 |
竣工年月日: |
2002年10月 |
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