特徴
本船は川崎重エより分社独立後、初の竣工船であり、当社が1969年に最初のLPG運搬船を建造して以来、30隻目のLPG運搬船になる。
1. 本船に臥低温で液化されたLPG(液化石油ガス)を積むため、船体から自由に低温収縮できる防熟された独立型貨物タンクを4区画の船倉内に4基設けている。
2. 貨物タンクに臥−48℃までのLPGを積み込むことができるように低温用特殊鋼材が使用され、周囲は発泡ウレタンを用いた防熱が施されている。
3. 主機関には、省燃費の超ロングストローク2サイクル低速ディーゼル機関が採用されており、さらに推進抵抗の少ない船型、および川崎フィン付ラダーバルプの採用により、燃料消責量の低減が図られている。
4. 主機起振力の低減、プロペラ設計への配慮、川崎ダンプタンクの採用などの嘩動対策が施されており、海上試運転において低振動であることを確認している。
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要目
船種: |
LPG運搬船 |
船籍: |
パナマ |
船主: |
GRACE RIVER SHIPPING |
総トン数: |
44,673.00 |
重量トン数: |
49,996.00 metric tons
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全長: |
230.00 m |
幅: |
36.00 m |
深さ: |
20.70 m |
夏季乾舷喫水: |
10.77 m |
主機関: |
川崎 MAN-B&W 6S70MC |
最大出力: |
15,180 |
航海速力: |
17.00 knots |
船級: |
NK |
造船所: |
三井造船 |
竣工年月日: |
2002年10月 |
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